介護士の履歴書の書き方ガイド!ポイントや注意点を徹底解説

介護士の履歴書の書き方ガイド!ポイントや注意点を徹底解説 介護転職の悩み
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  • 「介護士の履歴書の書き方がわからない」
  • 「書類で落とされないためのポイントを知りたい」

上記のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

介護士の履歴書を書くポイントは、「その施設で働きたい志望動機を明確に伝え、介護職に関連する強みを自己PRに記入する」ことです。加えて、年号や働いた会社の名称など、情報に誤りがないように書くことも欠かせません。

とはいえ、面接官がどのような印象を持つか、判断がつかないのが実際のところ。そのため、具体的に何を書けばいいかわからない方も多いでしょう。

この記事では、介護士の履歴書の書き方と採用率をアップするためのポイントを解説します。また、履歴書を書く際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

介護士の履歴書を書く大まかな流れ

介護士の履歴書を書く大まかな流れ

介護士の履歴書を書く大まかな流れは、以下の通りです。

  • 履歴書を用意する
  • 日付を記入
  • 氏名・性別・生年月日を記入
  • 住所・電話番号・緊急連絡先を記入
  • 学歴・職歴を記入
  • 資格・免許を記入
  • 自己PR・志望動機を記入
  • 趣味・特技を記入
  • 証明写真を貼る
  • 空欄がないか、間違いがないか最終確認
  • 履歴書を封筒に入れる

用意する履歴書は、上記の項目が全て記入できる様式を選びましょう。どの履歴書がいいかわからない方は、厚生労働省発行のフォーマットを以下に添付したので、ぜひ利用してください。

【確定版】 厚生労働省履歴書様式例

履歴書を記入する際は、なるべく手書きの方が好印象を与えやすいです。ただし、字を書くのが苦手な方は、PCを使っても特に問題ありません。

最後に「誤字脱字がないか」「情報が間違っていないか」確認し、封筒に履歴書を入れてのり付けすれば完了です。

封筒の表面の左下に赤色のペンで「履歴書在住」と書き、囲み枠を引くのも忘れないようにしましょう。

【項目別】介護士の履歴書を書く時のポイント

【項目別】介護士の履歴書を書く時のポイント

介護士の履歴書を書く時のポイントを解説します。特に重要となる項目は、以下の通りです。

  • 志望動機
  • 自己PR
  • 学歴・職歴
  • 資格・免許
  • 趣味・特技

志望動機

志望動機には、「なぜ介護職なのか」「なぜその業種か」「なぜその施設か」の3つを考えて書くことが大切です。この3つが不十分だと、面接官に「ウチじゃなくてもいい」と思われ落とされる可能性があるためです。

これらを記入した志望動機の例文を以下に作成したので、見ていきましょう。

私は、幼少期から祖父母と一緒に暮らしてきました。そのため、高齢者と触れ合うのが好きで、介護職へ興味を持ち、いつかは老人ホームで働きたいと考えてきました。貴施設では、高齢者を家族のように大切にし、利用者が家庭にいるのと同じ雰囲気で生活しているのを見て感銘を受けました。私も、先輩スタッフのように貢献できるよう頑張ります。

もし介護職に特化した資格があるなら、その施設を選んだ理由に入れ込むとよいでしょう。また、未経験者であれば、「介護職への強い興味」と「その施設に貢献する意欲」を伝えると、好印象を与えやすいです。

逆に、どの施設でも言えそうな志望動機や、給料や休暇などの条件面を書くとマイナスな印象を与えてしまいます。とはいえ、介護職の志望動機は奥が深く、一言で好印象を与える書き方を説明できるほど簡単ではありません。

本サイトでは、介護職の志望動機を書くポイントを例文つきで紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

自己PR

自己PRには、あなたの強みのなかで、介護職で必要なスキルと重なるものをアピールしましょう。資格や免許は別項目でアピールできるので、人間性に特化したものを書くのがポイントといえます。

介護職で求められるスキルは以下の通りです。

  • 人と関わるのが好き
  • 気遣いが得意
  • 責任感が強い
  • 明るい性格
  • 夜勤や休日出勤にも耐えられる体力がある

介護職は、人との触れ合いが主な仕事です。そのため、持ち前の明るさやコミュニケーション力の高さなど、人間性でアピールできる部分を自己PRに書きましょう。

自己PRの例文を以下に作成したので、ご覧ください。

私は、人と関わることが好きで、気遣いができる性格と持ち前の明るさは誰にも負けません。利用者が笑顔で楽しく生活できるように、私の強みを活かしていきたいと考えています。

逆に、自己PRに介護職と関係のないことを書いても面接官には響きません。たとえば、「前職で営業トップの成績を獲得しました」「負けず嫌いです」といったアピール文です。

また、誰にでも言えそうな自己PRもNGです。「やる気だけは負けません」「一生懸命頑張ります」など、そもそも仕事する上で当たり前のことは書かないよう心がけましょう。

「介護職に向いている人の特徴」を解説した記事を以下に紹介するので、あなたの強みに当てはまるものがあるかチェックしてみてください。

学歴・職歴

学歴・職歴を書く際には、卒業した学校や所属した会社の名称、働いた期間について正確に記入しましょう。

特に、以下のような略称は使いがちなので注意が必要です。

略称正式名称
高校○○県立○○高等学校
東大東京大学
(株)○○株式会社○○

正式名称を伝えなければ、面接官に勘違いされるケースが出てきます。たとえば「神大」と書いた場合、面接官は「神戸大学」か「神奈川大学」のどちらかわかりません。そのため、略称を使わず一言一句正しい名称で書く必要があります。

また、卒業年月日や入社・退社年月日も間違いやすい情報です。Googleで検索すれば、正しい名称と年月日を調べられるので、書く前に一度チェックしましょう。

資格・免許

資格や免許は、取得しているものを全て書く方が面接官に好印象を与えやすいです。たとえ介護職に関係なくても、資格は努力した実績でもあるからです。

正式名称で書くのはもちろん、取得した順番通りに上から記入しましょう。介護の資格を強くアピールしたくても、順不同になると面接官が理解しづらいのでよくありません。

とはいえ、履歴書の資格・免許の記入欄は、少ない数しか書けないケースが多いです。そのため、取得している資格が多い場合には、「介護士で活かせそうな資格」を優先して書きましょう。

趣味・特技

趣味・特技欄があるときは、介護職に関連しなくてよいので記入しましょう。単純に、書くだけで面接での話題作りになるからです。

特に、介護職は利用者と日常会話で楽しい雰囲気を作るのも仕事の一環です。無趣味で話題が少ない人よりも、趣味があって話題を広げられる人の方が求められます。

ただし、ギャンブルや投資など、お金に関連する趣味は悪印象を与える可能性があるので避けましょう。

介護士の履歴書における5つの注意点

介護士の履歴書における5つの注意点

介護士の履歴書における注意点は以下の5つです。

  • 黒のボールペンで書く
  • 年号は西暦か元号で統一する
  • 空欄を作らない
  • 写真は3ヶ月以内に撮ったものを使う
  • 封筒は白いA4サイズを選ぶ

黒のボールペンで書く

手書きの場合は、黒のボールペンで書くのが必須になります。そもそも黒字で書くのが履歴書のマナーだからです。

よくあるNG事例
  • 色付きのボールペンを使う
  • 後から消せるシャーペンやフリクションボールペン
  • 修正液や修正テープを使う

もし間違えた場合は新しく書き直し、その施設のために履歴書を作成したと伝わるよう使いまわしも避けましょう。

年号は西暦か元号で統一する

年号は西暦か元号で統一しましょう。どちらでも問題ありませんが、バラバラだとだらしない印象を与えるからです。

また、元号で書く際には、令和をRや平成をHと記号で省略してはいけません。加えて、同じ年号でも「〃」「同上」とは書かかないよう注意してください。

空欄を作らない

履歴書には、空欄を作らないことが大切です。空欄があると「やる気がない」と思われ、ほぼ確実に落とされるからです。

なかには、書く内容がないときに「特にありません」と補足すればよいと促す人もいます。とはいえ、書く内容が全くないことはあり得ません。

面接官もそれらを理解しており、記入がなければやる気がないとしか思わないでしょう。そのため、介護職に関連しなくてもよいので、空欄なく埋めるよう心がけてください。

写真は3ヶ月以内に撮ったものを使う

写真は3ヶ月以内に撮ったものを使いましょう。半年~1年以上前の写真だと、見た目が大きく異なることに加え、経年劣化による汚れや色落ちがあるからです。

また、一般的には履歴書ごとにサイズが指定されています。そのため、いくら直近の写真だったとしても、サイズが合わない場合は取り直すことをおすすめします。

履歴書の写真のサイズは、貼り付ける場所に詳しく記載されているので、確認したうえで撮影してください。

封筒は白いA4サイズを選ぶ

履歴書を入れる封筒は、白いA4サイズを選ぶようにしましょう。そもそも、手渡し・郵送問わず封筒に入れるのがマナーであり、折りたたんで入れるのもよくありません。

また、茶封筒は簡易的なやり取りに使うとされています。そのため、履歴書のように目上の方に使うのはマナー違反であり、失礼な人だと思われる可能性が高いです。

好印象を与えるためにも、折らずに入る白いA4サイズの封筒に、クリアファイルを挟んだ履歴書を入れましょう。

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まとめ

介護士の履歴書を書くポイントは、あなたの人間性やスキル・資格をどのようにアピールするかです。なるべく介護職に関連する強みを記入し、貢献する意欲を伝えましょう。

とはいえ、あなたを必要な人材か判断するのは面接官です。そのため、自分本位にならず、面接官に好印象を持たれるために何が必要か考えなくてはなりません。

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