【例文あり】介護職の志望動機7選!書くポイントも紹介

【例文あり】介護職の志望動機7選!書くポイントも紹介 介護転職の悩み
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  • 「介護職の志望動機をどう書いていいかわからない」
  • 「介護職の志望動機を書くポイントや例文を知りたい」

上記のような悩みを抱えている人もいるでしょう。

志望動機を書く際には、自分本位にならないようその施設目線に立って考えなければなりません。また、未経験・経験者でも書くポイントが異なり、新卒やブランクがある人でも違います。

このように、志望動機を書くポイントは状況によって異なります。現状を踏まえた上でアピールすることが大切です。

そこでこの記事では、介護職の志望動機を書く5つのポイントはもちろん、状況別の例文を紹介します。最後まで読むと、あなたにあった志望動機の書き方がわかりますよ!

介護職の志望動機を書く5つのポイント

介護職の志望動機を書く5つのポイント

介護職の志望動機を書くポイントは以下の5つです。

  • 介護職で働きたい理由を考える
  • なぜその施設で働きたいかを考える
  • 人間性をアピールする
  • 自分本位な内容を避ける
  • 条件面については書かない

介護職で働きたい理由を考える

まずは、なぜ介護職で働きたいのか理由を考えましょう。働きたい理由は、履歴書に書くために必要なのはもちろん、面接でも必ず聞かれる項目になります。

介護職で働きたい人で多いのは、以下のような理由です。

  • コミュニケーションが得意
  • 高齢者と関わるのが好き
  • 人との触れ合いを大切にしている
  • 介護職の経験があり、天職だと感じている

そもそも介護の仕事はコミュニケーションなしでは成り立ちません。なぜなら、利用者と信頼関係を築けてはじめて、その人に合った介護ができるからです。

そのため、コミュニケーションが得意、または高齢者と関わるのが好きな人は介護職に向いています。特に、介護職は人間関係を理由に辞める人が多いので、施設側としても人との触れ合いを苦にしない人を求めている傾向が強いです。

逆に、「介護に興味がある」「介護が好きだから」など、曖昧な理由は避けておきましょう。なるべく深い理由を考え、なぜ興味があるのか、なぜ好きなのかを書くことがポイントです。

なぜその施設で働きたいかを考える

なぜその施設で働きたいかを考えるのも、志望動機を書く際に大切なポイントです。なぜなら、介護施設には特養やグループホームなど数多くの種類があり、利用者の状態や行う業務が異なるためです

そのため、「なぜその施設を選んだのか」が明確になると、働きたい理由や利用者を大切にしたい気持ちが伝わるでしょう。

特に、介護職は相手の様子や行動から「何をしてほしいのか」に気づけると感謝されやすくなります。利用者の尊厳を傷つけないためにも、相手を尊重する姿勢は欠かせません。

そのため、施設の種類から利用者をイメージし、どのような介護ができるかもアピールしましょう。

人間性をアピールする

持ち前の明るさや笑顔が絶えないなど、人間性もアピールしたいところです。

基本的に、明るく元気な介護士が担当だと、利用者から安心され「頑張ろう」と思う気持ちへとつながりやすいです。加えて、人間性が良い人はスタッフからも信頼されやすく、一緒に働きたいと思えるポイントになります。

特に、介護職は人との触れ合いが仕事の一環です。人間性が悪いと判断されたら不採用になる可能性が高いので、思い当たる長所は志望動機に書きましょう。

自分本位な内容を避ける

志望動機を書く際には、自分本位な内容は避けましょう。なぜなら、採用する側は施設に貢献してくれる人材を求めており、自分本位な内容は誤解を招く恐れがあるからです。

以下に自分本位な内容の悪い例を挙げてみました。

  • 介護資格を取得したから活かせる場を探している
  • ミスを少なく仕事をしたい
  • 与えられた仕事はこなせる
  • 給与面や休暇など待遇面が良いと感じた
  • 指導してもらいやすく働きやすい環境だと思った

どれも一見悪く感じませんが、全て自分本位の内容です。そもそも、ミスを少なくするのも与えられた仕事をこなすのも当然のことです。よって、わざわざ志望動機に書く必要性がありません。

むしろ、ミスを少なくしたい人が失敗したとき「怒られたくない気持ちがあるから人のせいにするかも」と思われるでしょう。

また、「与えられていない仕事はしないのか」と責任感がないイメージを持たれやすいです。介護職は人の命に関わる仕事なので、責任感が感じられなければ、利用者から信頼されません。

そして、介護職はチームワークが求められる仕事であり、ミスをなすりつけたり、与えられた仕事をこなさなかったりすると、上司や同僚から反感を買う恐れがあります。

そのため、仕事を「自分ごと」として取り組む姿勢と、自分ではなく人のために働く気持ちを伝えることが大切です。

条件面については書かない

仕事の条件面については書かないのもポイントといえます。条件面と聞くと、給与や手当などの待遇面だと思われやすいですが、実はそれだけではありません。

その他にも、条件面の例として以下にまとめました。

  • 食事介助や入浴介助など、特定の仕事を業務したい
  • コミュニケーションが苦手なのでレクレーションはしたくない
  • 高齢者は得意だけど障害者の介護には不安がある

未経験から介護職へ転職する人は特にですが、はじめての仕事になるので不安があるでしょう。そのため、条件面をしっかりと伝え、長所・短所を理解してもらいたいと思うかもしれません。

ただし、介護職は利用者や家族によって価値観やニーズは違います。加えて、転倒や誤飲など、予期せぬトラブルがつきものです。

よって、仕事の正解は1つではなく、相手や状況に合わせて使い分けることが大切です。

仮に得意不得意があったとしても、できる仕事をこなすだけじゃ怪我をさせる恐れも出てきます。何が起こるかわからない介護職だからこそ、条件面の明記を避け、利用者や状況に合わせて臨機応変に対応できると伝えましょう。

【ケース別】介護職の志望動機7選【例文あり】

【ケース別】介護職の志望動機7選【例文あり】

介護職の志望動機を例文付きで紹介します。ここで紹介するのは、以下の7つのケースです。

  • 新卒で就職する場合
  • 未経験で転職する場合
  • 別の職場で働きたい場合
  • ブランクがある場合
  • パートの場合
  • 学生アルバイトの場合
  • ベテラン介護士の場合

新卒で就職する場合

新卒で就職する場合は、「介護に興味を持った背景」と「その施設がいい理由」の2つを入れましょう。そもそも就職がはじめてなので、数ある仕事の中でなぜ介護職を選んだのかがポイントになります。

例文はこちら
  • 在学中に老人ホームで実習の機会を設けて頂き、高齢者と関わることが好きだと感じて興味を持ちました。
  • 祖父母が介護施設へ入所し、スタッフから親切にされているのを見て介護の仕事をしたいと感じました。
  • 楽しめるレクレーションに力を入れており、利用者とスタッフの皆様が笑顔で明るい雰囲気だと感じたため、貴施設で働きたいと考えました。

興味を持った背景を明確に伝え、利用者のために施設が何をしているか特長を探し、志望動機に書きましょう。

未経験で転職する場合

未経験で転職する場合は、「介護にチャレンジしたい理由」と「その施設がいい理由」の2つを書きましょう。別業種からの転職になるので、前職の仕事内容から介護で活かせるポイントを入れるとなおよいです。

例文はこちら
  • 高齢者と触れ合うのが好きで、明るく元気な人間性を活かせる介護職にチャレンジしたいと考えました。
  • 前職は接客業をしており、持ち前のコミュニケーション力を役立てたいと介護に興味を持ちました。
  • 貴施設の利用者を家族と思って大切にしようという介護理念に感銘を受け、私も貢献できる人材になりたいと感じました。

とはいえ、前職がコミュニケーションを必要としなかったり、介護と関連しなかったりするかもしれません。そのときは、私生活や人生経験を思い返し、介護に関連するアピールポイントを探しましょう。

別の職場で働きたい場合

病院からデイサービスなど、職場を変えてキャリアアップしたい人は「その職場(業務)がいい理由」と「その施設がいい理由」を入れましょう。

すでに専門知識があるので、今あるスキルをその施設でどう役立てられるか志望動機に書くのがポイントといえます。

例文はこちら
  • 医療機関で患者と触れ合うなかで、高齢者の皆様が健康で笑顔に過ごせるために、今あるスキルを介護で役立てたいと考えました。
  • 訪問介護のスキルを活かし、レクレーションや生活介護を通じて利用者を笑顔にしたいと思い、デイサービスで働きたいと考えました。
  • 貴施設は障害者福祉の設備が充実しており、利用者を第一にしている介護体制に魅力を感じました。

ダメな例としては、前の職場の悪口やネガティブな言い回しです。仮に前職がブラックだったりやりがいを感じなかったりしても、志望動機に書いてはいけません。

「同じように不満を抱えるのではないか」「人間性に問題がある」と捉えられる可能性があるので、その施設・業務がいい理由だけ書きましょう。

ブランクがある場合

育児や療養、ニート期間などブランクがある場合は、以下の3つを入れることをおすすめします。

  • ブランクの理由
  • ブランク期間中に取り組んだこと
  • その施設がいい理由

ブランクがある人に対して施設側が一番気になるのは、なぜ今までの期間仕事をしていなかったのかです。明確な理由がなければ、「だらしない人なのかも」と勘違いされるかもしれません。

そのため、理由と併せて「ブランク期間中に取り組んだこと」も記載し、仕事へ復帰する意欲も伝えましょう。

例文はこちら
  • 出産を理由に一度退職をし、子どもが小学校入学をきっかけに介護への復帰を決めました。
  • 以前介護で働いた経験を活かし、離職中には高齢になった父の介護をおこなってきました。
  • 家族を持ったことで利用者がどう感じていたのか考えるきっかけとなり、介護士の資格を新たに取得して復帰しようと考えました。

復帰する理由に、子どもの進学や離婚などでお金が必要になったとしても、志望動機に書くのは避けましょう。やる気を伝えたいのを理由に書く人もいますが、施設には関係のない問題で、逆にマイナスなイメージを与えかねません。

ブランク・復帰の理由はポジティブな内容を心がけ、ネガティブなことは書かないようにしましょう。

パートの場合

パートの場合は、「介護の仕事に就きたい理由」と「その施設がいい理由」を入れましょう。家庭や人生経験で介護に関連するポイントを考え、仕事に就きたい理由と結びつけるとなおよいです。

例文はこちら
  • 幼いころから祖父母と一緒に暮らし、介護の仕事を身近に感じていたこともあり、チャレンジしたいと考えました。
  • 親が高齢になったことを理由に介護へ興味を持ち、資格を取得して利用者の皆様を笑顔にしたいと考えました。
  • 育児を理由に一旦介護職から離れましたが、介護が好きでもう一度仕事がしたいと考え、将来的に正社員で貴施設へ貢献したいと思い選びました。

パートで働く理由に、「育児の合間に仕事ができるから」「シフト制で融通が利きやすい」こともあるでしょう。実際に、求人内容にも「週2日勤務のシフト制」「残業・夜勤なし」とよく記載されています。

ただし、条件面がよいからといって志望動機に書いてはいけません。介護で働きたい理由にはならないので、自分本位になる条件面には触れないようにしましょう。

学生アルバイトの場合

学生アルバイトの場合は、「介護の仕事でバイトしたい理由」と「その施設がいい理由」の2つを入れましょう。将来的に介護で働きたいなら、志望動機に書いておくと好印象を与えやすいです。

例文はこちら
  • 将来的に介護士で働きたいと考えており、介護現場で仕事をしたいと思い応募させて頂きました。
  • 高齢者と触れ合うのが好きで、介護という仕事に興味を持ったことを理由に応募させて頂きました。
  • 資格取得制度があると聞き、将来的に介護の資格を取得して貴施設に貢献したいと考え応募させて頂きました。

施設側からすれば、将来的に正社員雇用も視野に入れています。そのため、介護の仕事を続けたい意欲や、いずれはその施設で働きたいことも書くと採用されやすいです。

ベテラン介護士の場合

ベテラン介護士の場合は、以下の3つを志望動機に入れましょう。

  • 資格を取得した理由
  • 現職だとダメな理由
  • その施設がいい理由

そもそも介護は人手不足の業界なので、ベテラン介護士は即戦力として採用されやすいです。ただし、キャリアが長い介護士は、人間性を必要以上に求められます。

くせがある人は施設側としても採用しづらいので、介護スキルが高いだけで必ずしも働けるとは限りません。そのため、人間性はもちろん、現職でどのような役割にあるのか書くことが大切です。

例文はこちら
  • 現職ではリーダー職として勤務しており、新たに認定介護福祉士の資格を取得して貴施設に貢献したいと考えています。
  • 福祉と医療のパイプ役になるために社会福祉士の資格を取得しましたが、現職では役立てる場がなく貴施設を選びました。
  • 施設全体の雰囲気が明るく、利用者に触れ合う姿勢に感銘を受け、私も貴施設で働き貢献したいと考えました。

もしリーダー職や管理職の経験がある場合は、年数や役割などは必ず書きましょう。また、ベテラン介護士しか気づけないその施設の特長を書くと、見えないポイントにも気づける人と思われやすいです。

とはいえ、これから働く施設に対して「設備を導入して改善したい」など指摘する内容になってはいけません。良い部分にだけ目を向け、あくまでその施設に貢献する意識は忘れないようにしましょう。

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まとめ

この記事では、介護職の志望動機に書く際のポイントと、ケース別の例文を紹介しました。志望動機は与える印象のなかでも大きいので、自分本位にならないよう見た相手の目線に立って書く必要があります。

ただし、実際に書く際には、自己アピールをしながら客観的視点でどう感じるか、あなた自身で判断しなければなりません。そのため、志望動機が自分本位になっていないか、どのような印象を与えるのか本人目線で判断するのはなかなか難しいです。

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