介護職員初任者研修は働きながら無料で受けられる？方法や取得するポイントを徹底解説

このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、介護職員初任者研修を働きながら無料で受けられる方法は以下のように4つあります。

また、介護職員初任者研修の難易度はそこまで高くないため、働きながらでも十分取得できます。なるべく介護職で働きながら勉強することをおすすめします。

この記事では、介護職員初任者研修は働きながら無料で受けられる方法やポイントなどをまとめました。おすすめの転職サイトもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

介護職員初任者研修は働きながら無料で受けられる！

介護職員初任者研修は、働きながら無料で受けられる方法が4つあります。

別の章で詳しく解説しますが、以下の4つの方法があります。

これ以外に、ハローワークでの職業訓練を無料で受ける方法がありますが、1度退職して申し込みをする必要があるのでおすすめできません。

また、無料ではありませんが「教育訓練給付金制度」を活用すれば、安く受講することができます。ただし、雇用保険の被保険者加入期間が3年以上必要なので、新任介護士には難しい制度といえるでしょう。

介護職員初任者研修を働きながら受けるメリット

介護職員初任者研修を働きながら受けるメリットは、以下の3つです。

学んだ内容をすぐに活かせる

働きながら介護職員初任者研修の資格の勉強をすることで、学んだ知識を翌日から実務で実践できるため、効率よく介護のスキルを身につけることができます。

座学だけで学んでいくよりも実務を交えながら身につけたほうが、知識が定着しやすいでしょう。

効率よくキャリアアップできる

働きながら資格取得を目指すことで、実務経験と資格取得を同時に行えるため、効率よくキャリアアップすることができます。

まずは、最短で「介護福祉士」を目指しましょう。「介護福祉士」は介護職の唯一の国家資格で、取得することでキャリアの幅が広がるからです。

そんな「介護福祉士」には、受験資格があります。いくつか方法はありますが、もっとも標準的な取得方法としてあげられるのが「実務経験ルート」です。

介護福祉士を取得するためにも、実務経験はもちろん、資格の取得にも励みましょう。

安定した給料を受け取れる

働きながら資格取得を目指すのであれば、安定した給料を受け取れるので、生活基盤の心配をすることなく勉強に集中することができます。

退職してからだと勉強時間は確保しやすいですが、生活費を気にする必要があります。そのうえ、失業給付は2ヶ月間支給されないため、目先の生活費を気にしながらでは勉強に集中できないかもしれません。

介護職員初任者研修の難易度はそこまで高くないため、働きながらでも十分取得できることから、なるべく生活基盤を安定させながら勉強することをおすすめします。

介護職員初任者研修を働きながら無料で受ける4つの方法

介護職員初任者研修を働きながら無料で受ける方法は、以下の4つです。

自治体の資格支援制度を活用する

ハローワークの求職支援制度以外にも、各地方自治体が実施している介護職員向けの資格支援制度があるので、活用しましょう。

たとえば、東京都では社会福祉士協議会が実施する介護施設での職場体験を経験した方を対象とし、平日や土日・祝日に無料で介護職員初任者研修の講義を受講できる制度です。通学制や通信制などの受講スタイルを選ぶことができるのも魅力のひとつでしょう。

ただし、受講定員が決まっているので、東京都社会福祉士協議会のホームページから確認してください。講義のスケジュールや受講の有無などを確認できます。

多くの地方自治体で資格支援制度を行っているので、お住まいの都道府県や自治体に確認しましょう。

介護事業所の資格取得支援制度を活用する

事業所によっては職員に対して、資格の費用を負担してくれるなどの資格取得をサポートする制度を導入している場合もあります。

導入されているかは、事業所の求人票や就業規則から確認できるので,、一度確認しましょう。

派遣元の講座を受講する

介護派遣の転職支援サービスによっては、無料で講座を開いていることもあります。資格取得から就業までを、一貫してサポートしてくれる転職支援サービスも数多くあるので、活用しましょう。

たとえば、きらケア介護派遣スタッフとして就業すると、提携した介護資格スクールにて介護職員初任者研修を無料で受けられます。

転職支援サービスを利用して就業した方は、1度派遣元へ確認しましょう。

無料の資格スクールに通う

働きながら介護職員初任者研修の資格を取得するには、無料の資格スクールに通う方法があります。

たとえば介護ワーカーカレッジでは、介護職員として働くうえで必要な知識と技術、

考え方などのプロセスを無料で身につけることができます。無料で受講するには一定の条件がありますので、詳細はが気になる方は公式サイトからお問い合わせましょう。

介護職員初任者研修を働きながら取得したい人におすすめの転職サイト

一方で、現職の事業所が勉強する時間が確保できないほど激務だったり、資格取得支援制度がなかったりするときは転職を考えた方がいいでしょう。介護職でキャリアアップを目指すのであれば、実務経験を積みながら資格取得が必須だからです。

転職活動をするなら、「資格取得支援制度がある事業所」を検索できる転職サイトを活用しましょう。

介護職員初任者研修を働きながら取得したい人におすすめしたい3つの転職サイトを、以下のようにまとめたので、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。

かいご畑

かいご畑は、全国で約10,000件の求人情報を掲載している業界でも上位の求人サイトです。

未経験からでも利用できるサービスで、派遣として働けば資格を取得しながら実務経験を積むこともできます。有資格者だと非公開求人も積極的に紹介してくれ、キャリアアップに成功することができるでしょう。

メリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット	デメリット
求人数が多い 転職サポートが受けられる 資格の取得をサポートしてくれる	対応が悪い担当者がいる 連絡がしつこい

きらケア介護求人

きらケア介護求人は、年間80万人以上が利用する介護職エージェントです。丁寧なサポートに定評があり、介護職の口コミ総合評価No.1の実績があります。

サービス提供エリアは主要地域に限られていますが、全国の求人が掲載されていることから、転職サイトとしても利用可能です。

また福利厚生面での条件の絞り込みやすさや、派遣として働けば資格取得サポートがあるので、実務経験を積むこともできるでしょう。

メリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット	デメリット
求人数が多い サイトが使いやすい サポートが丁寧	電話がしつこい 連絡が来ない

マイナビ介護職

マイナビ介護職は、介護・福祉業界に特化した求人数がトップクラスの転職サイトで、「マイナビ転職」で有名な株式会社マイナビが運営しています。

求人数や非公開求人の多いことでサービス全体の練度が高水準を保っていることもあり、「利用者満足度No.1」に輝いた実績のあるサイトです。

「資格取得サポート」で絞り込み検索ができるほか、「年間休日110日以上」などのキーワード検索も可能なので、より自身の希望に沿った求人を探すこともできるでしょう。

メリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット	デメリット
サポートが丁寧 高給与の求人が多い 年間休日が多い求人が多い	地方の求人が少ない 経験者や資格保持者が優遇される

まとめ

この記事では、介護職員初任者研修は働きながら無料で受けられる方法や取得するポイントなどを紹介しました。

介護職員初任者研修の難易度はそこまで高くないため、働きながらでも十分取得できることから、介護職で働きながら資格取得を目指しましょう。

この記事が、介護職員初任者研修を受けたい新任介護士の方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。